妊娠した女性の身体は大きく変化しますよね。筆者も5回の妊娠を通じて、様々なマイナートラブルを体験してきました。今回は、双子の妊娠とこれまでの妊娠とを比べた体験を紹介します。妊娠中のマイナートラブルは個人差が大きいと言われており、必ずしも皆さんが体験するものではありませんが、参考になれば嬉しいです。
⭐️つわり(悪心)
これまで4回の妊娠中は、それ程悪心に苦しむことはありませんでした。しかし、一般的にも双子妊娠の時の方が、つわりが強く出やすいとのこと。御多分に洩れず筆者も妊娠初期から毎朝の悪心が続き、安定期に入ると言われる妊娠16週を超えても続いています。妊娠20週頃にはすでにお腹がかなり大きくなっているので、胃が圧迫されるようになり、食べないと気持ち悪いし、食べても気持ち悪い まさに悪魔のスパイラルにハマり込んでしまっているような状態です。
そんな時、筆者は身体が冷えると、悪心をより強く感じる傾向があるので、暖かくなってきてからもお白湯やお気に入りのノンカフェインのホットティーなどを飲むようにしています。
⭐️便秘
これまでの妊娠中も食事に気を付ければ、意外と便秘に困ることはなかったのですが、双子を妊娠した途端、スムーズさがなくなってしまいました。全く出ない訳ではないけれど、スッキリすることも少なく2、3日経つと、お腹が張って苦しい。トイレでも時間がかかり冷や汗。
二人分の水分が持っていかれるのか、ごぼうや海藻類など食物繊維が多いと思われるものを気を付け摂ったり、水分を細めに摂るようにしてみたり、試行錯誤の結果、ヨーグルト+プルーンを毎日食べるとことで多少は改善しましたが、お腹が大きくなり動ける範囲が少なくなってしまうと、ますます便秘が進んでしまいました。
⭐️頻尿、尿漏れ
前述の便秘解消のために水分も気をつけて摂っていると、それに反応するようにすぐにトイレに行きたくなるのは当たり前ですが、お腹が大きくなり始めた20週頃には1、2時間で行きたくなり、それを超えてくると、尿もれにドキドキしながら、過ごすことに。産休に入るまでは、出勤前、職場到着時、仕事を始める前・・・と1時間毎にトイレを気にしてヒヤヒヤしていました。
また、トイレでもう出切ったと思って立ち上がると、残っていたものがちょろちょろっと出て、下着を汚すこともあり、おしっこちょっぴりもれたろう状態となってしまったことも。妊娠による影響とは言え、切ない気持ちになりました。パンティライナーなどを付けてみましたが、妊娠中でデリケートゾーンも敏感になっているのか、擦れなどが気になり、痛みや痒みが出てしまいました。
筆者は、ヨガで習った骨盤底を意識して締めることを実践してみて、多少は改善したような気がします。
⭐️静脈瘤
妊娠後期に大きくなった子宮で静脈が圧迫されることで、静脈の流れが滞り、コブのようになってしまうのが静脈瘤。これまでの妊娠で34週頃から出たことはありましたが、今回の双子妊娠では仕事をすると、なんと16週頃には右の内腿あたりにボコボコと静脈瘤が出現しました。まだお腹がそれ程気になる時期でもないのに、長時間動き回ると内腿が熱を持って、ピリピリと痛み、青紫色のコブ出現。お風呂の時には子ども達にも引かれる程でした。
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