「あれ?なんだか調子が悪そう。。。熱があるかも。。。」
子どもの体調不良は、新しい環境や生活に慣れていないストレスや家族と離れる寂しさ、同年代との集団生活での接触など原因は様々ですが、早かれ遅かれ、起こります。
育休復帰後、最初にやってくる(かもしれない)試練、子どもの急な体調不良。そんな時でもできるだけ慌てずに対応できるよう事前に準備できたらいいですよね。今回は、筆者が実践した育休中のできる準備についてご紹介します。
目次
子どもの急病時に活用できるサービス
- #8000
- 夜間休日診療所
- 病児、病後児保育
- ファミリーサポート
- 子の看護休暇
まとめ
- #8000
育休復帰前に限らず、子どもが生まれたら、何かあった時のために覚えておいてほしいのが、この番号。厚生労働省が行っている子どもの急病電話相談事業です。夜間や休日子どもの発熱やケガで困ったら、お住まいの都道府県の医師や看護師が相談に乗ってくれて、「すぐに受診しましょう」「様子を見ましょう」など判断を迷うときに、家庭での対処方法や受診できる病院などについて、専門家からのアドバイスがもらえます。
- 夜間休日診療
一般の医療施設が診療を行っていない夜間や休日に利用できる診療所で、お住まいの市区町村の医師会などが開設しています。施設によって、小児科だけでなく大人も受診できる場合もあるので、混み合うことも予想されますが、場所や受診方法を事前に確認しておきたいですね。上記で紹介した、#8000で相談後、案内された診療所へ行くのがスムーズかもしれません。
受診の際は、子どもの健康保険証、乳幼児医療証、お薬手帳などが必要になります。また、お薬の処方の際には、子どもの体重やアレルギーについても聞かれると思うので、事前に心づもりをしておきましょう。
- 病児、病後児保育
「子どもは急病だけど、今日はどうしても仕事休めない」という時に利用したいのが、病児・病後児保育です。日頃預けている保育園では見てもらえないような病状の時でも、保育士や看護師が子どものお世話をしてくれます。
お住まいの周辺で利用可能な施設があるか、調べておくと安心です。指定の診断書や申請書を提出して登録する場合もあり、利用の仕方、持ち物なども様々だと思うので、イザという時に慌てなくていいように事前に説明を受けて、準備をしておくと便利です。
さらに、もう熱は下がったけれど、一般の保育園へは登園できない時、もう少し様子を見たい時などに利用するのが、病後児保育。何日間か利用する場合は予約できることもあるようですが、それぞれの施設によると思うので、確認して見てください。
筆者の近隣では、施設が別の市にあるため、その市内に住んでいる人が優先なり、当日の朝まで利用できるか、はっきりしませんが、それでも何度か利用して、助けてもらいました。
- ファミリー・サポート・センター
ファミリー・サポート・センター事業は、子育てをサポートしてほしい人(依頼会員)とサポートしたい人(支援会員)とを結びつけ、子どもの送迎や預かりなどを支援したり、されたりする事業です。ファミリー・サポート・センターがそれぞれの会員と連絡調整を行なってくれて、事前に登録することができます。「どのような支援を行ってもらいたいか」、ファミリーサポートセンターや支援者さんと事前に相談し、支援会員と顔を合わせることもできるので、子どもも安心して過ごすことができます。お近くのセンターを探してみてください。
筆者も本来の依頼していたサポート内容とはずれましたが、急病時、保育園へ迎えに行ってもらったこともありました。主には、土曜などに子どもの送迎を依頼し、N子(第1子)入学時、1年生の壁にぶち当たった時には、大変お世話になりました。
- 子の看護休暇
育休前には準備できませんが、知っておいて欲しいのが、子の看護休暇という制度。有給休暇とは別に、小学校就学前の子どもの病気やケガなどの世話、通院等の1年間に未就学児が1人の場合5日、2人以上の場合10日、半日から1日単位で休暇を取得できることが法律で認められています。ただし、雇用期間が6ヶ月未満はもらえないなどの制約があるようなので、職場の担当部署へ問い合わせてみてください。
筆者も現在の職場に転職した直後に子どもが急病にかかり、有給休暇がまだ1日しか使えなかったので、すぐにこの制度を利用したかったのですが、使えなかったことがありました。上司がうまく勤務調整してくれて、欠勤扱いにはなりませんでしたが、もう少し使い勝手が良くなるといいなと思いました。
まとめ
今回は育休復帰前に備えておきたい子どもの急病時に活用できるサービスについて、以下5つをご紹介しました。
- #8000
- 夜間休日診療
- 病児、病後児保育
- ファミリー・サポート
- 子の看護休暇
子どもの急病はできれば避けたいところですが、決して避けては通れないことですね。筆者も毎朝ドキドキし、心苦しく思いながら職場に連絡することも多々あります。子どもが体調不良の時は、親もストレスや疲れが溜まったりしている時と思って、看病疲れもあると思いますが、お子さんとの時間を大切にしてあげて下さい。
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
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