どうする逆子

我が子が逆子になっちゃった!てきと〜〜かぁちゃんです。

 通常、お腹の中の赤ちゃんは頭が一番重いために、頭が下、お母さんの足側の方に頭がくる姿勢が正常とされていますが、何かの理由でそれが逆向きになってしまう状態が(お母さんの頭側と赤ちゃんの頭が同じ向き)逆子です。逆子の場合は、お産の時にリスクがあるため、帝王切開が選択されることが多くなります。

 妊婦健診で逆子の指摘があった場合、逆子を元に戻すように体操などの方法を紹介されることがあります。筆者も5回の妊娠中に3回は妊娠28週頃に「胎動を感じる場所が下の方に変わったなぁ。。。」と思っていたら、逆子の指摘があり、妊娠34週頃までは「自然分娩ができないかも。。。」と不安になりました。今回の双子妊娠では、片方が逆子。いろいろ試してみましたが、治らずに経過しているので、帝王切開となる予定です。これまでに調べたり、実践してきたりした逆子の治し方について、今回は紹介していきます。

目次

1.逆子になる理由

2.逆子のリスク

3.逆子を治す方法

3−1 逆子体操

3−2 お灸

3−3 外回転術

3−4 その他

まとめ

1 逆子になる理由

 そもそもどうして逆子になるのか?

 結論から言うと、赤ちゃんが頭を下にできない理由があるからです。子宮筋腫や胎盤が邪魔をしてしまったり、臍の緒が身体の一部に引っ掛かっている場合や赤ちゃんが小さい、羊水の量が多いなどでお腹の中に余裕があり過ぎて位置が定まらないこともあるようです。また、骨盤の歪みや骨盤周囲の冷え、ストレスによって、骨格や筋肉に余裕がなく逆子になってしまうことを指摘している専門家もいますが、原因がはっきりしないことも多いようです。

2 逆子のリスク

 逆子の何が危険なのか?

 赤ちゃんにとって一番大きな頭が最初に出てくるお産に比べ、逆子のまま自然分娩になると、赤ちゃんの身体よりも先に臍の緒が出てきてしまう臍帯脱出や最後に一番大きな頭を出す時にうまく出てこなくなるリスクもあり、赤ちゃんにとって命の危険が伴うので、帝王切開が選択されることがほとんどのようです。

3 逆子を治す方法

 以下、逆子を治す方法として行われているものを紹介していきます。婦人科系の病気や胎盤の位置などセルフケアでは治らない場合もあるようなので、いずれにしても通院中の病院等にまずは相談をして、許可をもらってから行ってください。

 3−1 逆子体操

 筆者も病院などで紹介された逆子体操。やり方は二種類あります。四つん這いの状態で頭と胸を床に着ける姿勢を取るものとブリッジのように腰を30cm程度上げた姿勢を取るもの。どちらにしても、骨盤を持ち上げる姿勢を15分程取った後、赤ちゃんの背中が天井側に来るようにママが横になり、しばらくそのままの姿勢で休みます。妊婦健診のエコー検査で赤ちゃんの背中がどちら側をを向いているか、確認しておく必要があります。羊水が十分あり、赤ちゃんが大きくなり過ぎておらず、お腹の中で回れる余裕がある妊娠30〜34週頃に行うと成功しやすいようです。

 お腹が大きくなってきたママにとって、同じ姿勢を取り続けるのはなかなか辛いですが、顔の下や腰の下にクッションを入れるなどすると少し楽にできるようになりますよ。

 筆者も第2子、第4子の時は、この体操を夜寝る前にしばらく続けて妊娠34週頃治りました。しかし、第4子は再び逆子になり、妊娠36週の健診では再び戻っていて、約2週間はドキドキさせられました。

 3−2 お灸

 逆子の矯正として、お灸が使われることがあります。

 代表的なツボとして、安産のツボと言われる三陰交赤ちゃんの動きが活発になる至陰があるそうです。専門の鍼灸院などで施術してもらうと施術中に治ることもあるのだとか。セルフケアでもできるようですが、まずは一度専門家に相談してみるといいかもしれません。

 筆者の友人の一人も二人目妊娠中に鍼灸師の先生にお灸を据えてもらい、程なくして治り、無事に自然分娩できました。

 3−3 外回転術

 医師がお腹の上から赤ちゃんを回転させる方法です。経験した友人によると、張り止めの薬を注射をし、腰を高くする逆子体操の姿勢をしばらく取り、エコーで赤ちゃんや胎盤の位置を確認しながら回転させ、処置後は一泊入院して様子を見たそうです。

 胎盤が剥がれてしまったり、赤ちゃんが苦しくなってしまうリスクもある方法なので、現在行っている施設は多くなさそうです。

 3−4 その他

 筆者は、冷えやストレスによる原因も指摘をされたので、お腹の中の赤ちゃんへの声掛けやリラックスすることを心掛けました。上の子がいるとどうしても赤ちゃんへの意識が向きにくくなってしまうので、ヤキモチを妬かせないような声掛けをして言い聞かせました。

 レッグウォーマーや腹巻き、入浴などの冷え対策をしっかりして、骨盤ベルトや整体などで骨盤の歪みを整えるなど、逆子のためだけではありませんが、逆子体操以外にもいろいろ挑戦し、最終的には自然分娩ができました。

まとめ

 今回は、逆子についてのお話でしたが、原因も様々あるので、ご紹介した方法でもなかなか治らないことはあるようです。一方で、友人は妊婦健診ではずっと逆子のままで経過していて、いざ手術のために入院して、エコーをしたら戻っていてびっくり!一時退院後、自然分娩になったということでした。本当にお産は何があるか分かりませんね。

 モヤモヤすることもありますが、逆子のままでも、お腹の中の赤ちゃんがすくすく育っていることが1番ですよね。赤ちゃんにとってもお母さんがニコニコ、おおらかにしてくれていた方がきっと過ごしやすいはず。お産の方法は当初の予定と変わってしまうかもしれませんが、今回の記事を参考にしていただいて、不安な気持ちが少しでも和らいで、マタニティライフを楽しんでいただければ嬉しいです。

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